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くまつう記事:試験中を過ごす

9月といえば、京大では「試験」じゃな。

ん?何を硬直しておる? 聞きたくなかったことを聞いてしまったような顔をしておるな。 ・・・いや、悪かった。そうじゃな、この時期がゆかいな者は一人もおるまい。   特に理系の諸君は試験の数も多くて大変じゃ。

今回は「試験中を過ごす」と題して、 寮生十五人ほどにどのように試験中を過ごすか聞いてみた。

するとこれが結構、人それぞれなのじゃ。 情報収集に気合いを入れる人もいれば、一夜漬けで頑張る人もいる。 かと思うとわりと前から準備する人もいれば、麻雀やゲームに逃げる人もいる・・・

さて「試験」といっても、 1回生の諸君には、はじめての試験となるわけじゃな。

けっこう緊張している人もいれば、 すでに現実逃避に走り始めている人もいるじゃろう。 まあ、これは毎年どのブロックでも見られる状況じゃ。 ただ、いくつかのブロックでは集団で試験から逃避することもあるようじゃが・・・   それはともかく、 まずは試験について基本的なことをわしなりに少ししゃべっておこう。 2回生以上の人は読み飛ばしてもらって構わんぞ。

情報収集について。 1回生の中には、先輩が必死にノートのコピーを友人から集めているのを見て、 「教科書があるのに」と不思議に思った人もいるかもしれん。   しかし試験が始まってみればすぐわかるのじゃが、 教科書をそのまま勉強するというのはとても大変じゃ。

そもそも教科書というのはいろいろな系統の授業に使えるように、 わりと幅広く書かれて いる。ところが逐一それを授 業でやっていると授業時間が 足りなくなってしまうので、   先生は教科書の中から重要な ところを取捨選択して授業す るというのが普通じゃ。だか ら教科書をそのまま勉強しよ うとすると、余分なところま でやってしまうことになるの   じゃ。よって範囲を絞り込む ために、ノートは大変重要と いうことになるのじゃ。大丈 夫、今から集めても何とかな るじゃろう。

次に、これはよく言われることじゃが、 どんなに勉強不足の科目でも 「とにかく受けるだけ受けておけ」というのがある。   理系の専門ともなると駄目だが、 教養程度の試験なら「絶対に落ちたと思っていた科目が通っていた」というのは、 実はどんな先輩でも経験していることじゃ。

特にA群の試験は 「---について思うところを述べよ」というタイプの問題が出る時がある。 簡単に言葉の意味さえ押えておけば、 あとはその場で適当に書き上げて通ってしまうことがあるのじゃ   (いつもそううまくいくとは限らんが)。

単位についてじゃが、1回生のうちはあまり心配せん方がいいじゃろう (心配しなさすぎる のも困りものじゃぞ、念のため   な)。1回生のときにたくさん 単位を取り油断してしまって、 2回生でボロボロになってしま う人も結構おるのじゃ。わし個 人の考えでは、三十くらい取っ ておけばいいのではないかと思   っておる(と聞いてドキッとす る人が多いのが、熊野寮だった りするのじゃが・・・)。

あと文系の人はレポート提出 の科目がいくつかあるだろう。 このレポート、どの程度書けば 通るのか?ということなのじゃ   が、わしは「出したけど通らなかった」というのは聞いたことがない。 つまり、出せばまず通るということじゃ。 実際には自分の興味の度合に応じて手を抜けば良いのではなかろうか。

さて、本題に入ろうか。

まず勉強をする場所から始めよう。 これは圧倒的に寮の自室が多い。 図書館で勉強する人はそんなにいない。 「図書館はこんでいるから」というのが、ほとんどじゃ。   寮生は寮で勉強するのが主流のようじゃな。

寮で勉強するといっても、 自室の他に友人の部屋や食堂や図書室、時には事務室で勉強する人もいる。 が、これはあくまで小数派じゃ。

また、図書館を主に使うというある人は、 「いつも朝9時に行って一人用の机をとり、夕方くらいまで頑張る」と言っていた。 昼は荷物を置いたまま寮食を食べに帰るそうじゃ。

集中力については、 聞いた範囲ではほとんどの人が「あまりもたない」と言っていた。 長くて3時間、三十分という人もいたぞ。   主に2時間くらいかの。 どうも文系の人より理系の人の方が集中力は長いようじゃ。

図書館に行く人は3、4時間で帰る人が多いようじゃ。 しかしその一方で朝から晩までい続ける人もおるし、 これについても人それぞれということじゃろうか。

図書館については、ほとんどの人は付属図書館を利用している。 じゃが、「実は総人の図書館はすいている」という人もいたぞ。 図書館で勉強していて集中力が切れたときは、   みな雑誌や本を読むようじゃ。 農学部の人が中国の歴史の本を読んだり、理学部の人が教育の本を読んだりじゃな。

寮で勉強していて集中力が切れたときは、何をするのじゃろうか? 聞いたものを書き出してみよう。

自室では・・・  
「ごろごろ教科書を読む」「マンガで気晴らし」「ちょっと寝る」「絵を書く」「キーボードを弾きながら歌う」「ボケーっとする」「音楽を聞く」「寝っころがる」「そこら辺にある文庫本を読む」「飲みものを飲む」・・・  
寮の中では・・・  
「時間を決めてゲームや麻雀」「マンガ部屋に行く」「軽く寮内を散歩」「人と話す」「違う部屋に遊びに行く」・・・  
寮の外では・・・  
「本屋に行く」「ゲーセンに行く」「電気屋に行く」「メシを食べに行く」「コンビニに買物」「コンビニで立ち読み」・・・

ある人は「勉強時間より休み時間の方が長い」と言っておったが、 そういう人はけっこう多いのではなかろうか。

一夜漬けについて話そうか。 これはする人としない人にはっきり分かれるのじゃ。 半々くらいじゃろうか。 ただ、一夜漬けをするといっても   「眠くなったら寝てしまう」という人がほとんどじゃ。 「短く仮眠をとりつつガーっとやる」という人もいたぞ。

試験中に「この試験は無理だ」と捨てる人もいるじゃろう。 ある人は「過去問を見て無理そうだと判断したら捨てる」。   またある人は「ノートが手に入らなかったり、先生が厳しいらしいと聞くと、 早めに捨てて残ったものに集中する」。 じゃが一方で「捨てることはほとんどない」という人も結構いた。   このような人はわりと授業に行っている人じゃな。

情報収集についても触れておこう。 これは「あまりしない」という人と、「ある程度する」という人と、 「かなりする」という人の3種類に分かれる。   意外にも最初の「あまりしない」という人が一番多かったぞ。

次に多いのが「ある程度する」という人で、 クラスやクラブ、寮の先輩から集めるタイプじゃ。

最後の「かなりする」という人は、授業中に初対面の人からノートを借りたり、 友人の友人にまで網を張って集めるタイプじゃ。 この人達はすでに7月に情報を集めてしまっている。   ある人は「何人かで範囲を分担して予想問題を作る」ことまでしているそうじゃ。

さて、ここまでいろいろと試験のことについて話してきたが、 理系の人と違い文系の人は9月の試験は少ないのが普通じゃ。   一つか二つ、多くてもせいぜい五、六個じゃろう。 「試験中は結構ヒマ」などと言い切る人もいたぞ。

ただ、文系の人もレポートをやらねばならない。 大体二つか三つほどあるそうじゃ。 「試験中はレポートの方がメインになる」とある人は言っておった。

始めるのは三日くらい前からで、 資料を図書館で借りてきて読んで書いたり、 自分の持っている本に強引に結びつけて書いたりじゃな。

あと、医短の試験にも触れておこうかの。 医短の人はなかなか大変なようで、試験の数は十から十五くらい。 レポートもある。

京大とは違い医短には再試があり、一人でも希望者がいれば先生は再試を行う。 一つでも落とすとカリキュラムの関係で進級できなくなってしまうので、 再試は何度でもやるそうじゃ。   ただテストの内容は事前にかなりわかるため、勉強はしやすい方だとか。

ふむ、「試験中の過ごし方」 といっても人によって、また 所属によって千差万別じゃの う。たぶんこの記事を読んで も、お主の成績が良くなった りはせんじゃろうが、これを   試験中の話題にでもしてもら えれば、幸いじゃ。それでは、 また。