歴史のマンガ・ゲーム

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シティ・アドベンチャー(1)

シティ・アドベンチャーに限界を感じつつある今日この頃・・・

モンスターの大半が使用できないか、もしくは使用できるにしても修正が必要である。例えばゴブリンやコボルトはまずいないし、エレメンタルやメフィット等にしても出すにはなにがしかの理由が必要になる。アンデッドは墓地でしか出せず、同じ都市に墓地をいくつも作るわけにもいかない。結局、公式シナリオのブラッドセイラーみたいな存在を毎回作ることになり、大変である。

エリアを作成するのにもタイルの制約が重くのしかかる。洞窟やダンジョンなどはのびのびと作ることができる。しかし屋敷などを作ろうとすると、どうしてもリアリティが必要になる(「寝室があって、居間があって、食堂があって・・・」)。リアリティをある程度無視しても、屋敷などのエリアを作るのが、洞窟などの場合よりも大変なことに変わりはない。

シーンを表現するのも難しい。例えば船着き場で荷下ろしを監視するシーンを作ろうとすると、船員に荷物を持たせることが不可能とわかる。通りに人を行き来させるのも、あまり人を多くするとPCの処理が重くなってしまう。「付近の住人に聞き込み」はシティ・アドベンチャーの王道な選択肢であるが、テーブルトークのようにサラッと会話で流すことはできない(それはそれでいいのかもしれないが)。

リソースがありすぎるのも問題である。図書館があり、各職業のギルドがあり、軍隊がいて、専門家や同業者も多数いる。行動の範囲は広すぎるし、冒険の必然性もあやうい(「そんなの、衛兵を呼んできたら済むんじゃないの?」)。ただ、このことはシティ・アドベンチャーがDMセッション向きなのだということなのかもしれない。

ダンジョンのパターンも限られている。普通に使えるのは下水道と地下墓地くらいで、地下墓地はいくつも作るわけにはいかない。屋敷を作ったとしても、公式シナリオのブラックレイク地区のように押し込み強盗ばかりするわけにもいかない。

・・・こんな事をツラツラと考えていると、もう「シティ・アドベンチャーからは撤退して、郊外型の冒険に的を絞った方が良い」とすら思えてきてしまう。判断はもう少し先延ばしにしたいが、久しぶりに公式を進めてラスカンに入ってみようかな。