歴史のマンガ・ゲーム

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シティ・アドベンチャー(2)

引き続きシティ・アドベンチャーについて・・・治安の悪い都市について、テキトーに考えてみる。

なぜ治安が悪いのか?

衛兵(軍隊、秩序維持者)の数が、ギャング(収奪者、非生産者、秩序破壊者)の数に対して少ないから。

衛兵が少ない理由は、

  • 長期遠征中
  • 他の事件にかかりきり(公式第1章)
  • 都市の支配者が無能もしくは非情で、治安維持に無関心、など

逆にギャングが多い理由は、

  • 世情が不安定もしくは絶望的で、まっとうな人生を求める人が少ない
  • 強力なリーダーがいる、など

治安が悪いと、どうなるのか?

小規模な事件(強盗、破壊、殺人など)には、衛兵は対応してくれない・・・というか、対応できない。ギャングと裏取引を行う衛兵も現れる。結果として、ギャングの数が増え、小規模な事件は急増する。大規模な事件に対しては、衛兵にも面子があるため、対応する。

ギャングが増えすぎると、過剰搾取(生産者の急減)やグループ同士の利害の対立が起きるため、治安レベルの低下にはブレーキがかかる。具体的には、市民から上納金を取るシステムができ(過剰搾取の回避)、グループごとのテリトリーが形成される(衝突の回避)。

市民の生活レベルは下がり、都市内経済も減速する。仕事は減り、余剰労働力はギャングになるか、ホームレスになるか、市外に流出するか、のたれ死ぬ。搾取された分の富が、ギャングの生活を維持するために使われる。

世情が不安定もしくは絶望的になった場合、刹那的快楽(賭博、麻薬など)を求める市民が増える。また、無根拠な希望にすがる市民が集まって、カルト集団が形成されることがある。蓄積された不満がいっせいに噴出し、暴動が発生し、都市の一部が破壊されることがある。

都市の描写

公式第1章からスクリーンショットを何枚か撮ってみた。

破壊された建物。暴動の跡。

路上生活者

商店の入口の用心棒

衛兵によって封鎖された貴族地区

カルト信者の演説

行き倒れ

その他にはギャングの巡回集金、テリトリー監視など。

冒険者の仕事

上納金を納めていても、ギャングの性質によっては、気まぐれに略奪される可能性があり、安全は確保されない。したがって貴族や裕福な商店は、自分の富を守るため、冒険者を用心棒として雇う。

公的セクション(領主、保安局、衛兵)は、人員が少ないため、事件解決の手段として冒険者を雇う。事件の内容は、小規模なものから(下水道の怪)、暴動鎮圧(公式第1章)、カルト集団の鎮圧などの大規模なものまで。

その他

モンスターが町中を歩いているという状況は、ファイティング・ファンタジー系ではよくある話だが、D&Dの世界には馴染みにくいだろうし、作るのも大変である。

なお、昨日今日に書いたことの大半は、takku氏に協力してもらって考えたことである。この場を借りて感謝!