以前、1時間の価値を考えてみたことがある。そのときはマンガ喫茶が1時間300円であることやブックオフで100円で買ったマンガを1時間で読んだら1時間100円になることから、1時間200くらいが妥当と私は考えた。
しかし給料は1時間数千円の規模であることやそもそも遊びの時間は生きている理由の一つであるということから「もっと高い」というご指摘をいただいた。
果たして1時間はいくらなのか?
給料はなぜ1時間数千円なのか?
レジャーはなぜ1時間1000円〜100円くらいのものが多いのか?
今日は、この疑問について検討してみたい(俺も暇人だ)。
まずは1時間の価値。頭が冴えてアイデアがあふれ出てくるようなときや1分1秒が楽しいときと、仕事帰りの疲れ果てたときや退屈な作業をしているときでは、1時間の価値は変わってくる。
例えば、1分1秒が楽しいときは1時間の価値は1万円を超えるかもしれない。逆に退屈な作業をしているときは「給料をもらわないと、やってられない」ということでマイナスになるかもしれない。
具体的に試算してみよう。
まず楽しいときの例として海外旅行をとりあげる。イタリア2泊3日15万円(てきとー)とすると、実際には4日間=32活動時間をかけている。15万円で32時間だから、1時間5000円となる。一般人の感覚としては、これくらいが上限だろう。
次に退屈な作業をしているとき。社会人なら少なくとも時給1000円くらいは欲しいものだ。ということは1時間マイナス1000円ということになる。辛いクレーム処理などは得るものがなければマイナス2000円くらい行くだろう。
大ざっぱに言えば、1時間の価値とは5000円〜マイナス5000円くらいではないか。非常に乱暴な論理で細かい突っ込みどころが満載なのは認めるが、だいたいこんなものではないかと思う。
続く・・・かも。