2009年は1月2日から名古屋松坂屋へ福袋を買いに行きました。
朝6時半に起床。朝7時前に名古屋行きの電車に乗ろうとすると、なんと駅ビルの福袋待ち行列に遭遇。
「ポール・スミス1万円15名様限り」の列にすでに3、4人が並んでいた。全体では30人ほど。
こんなお正月風景は人生初めて。てか、戦いはすでに始まっているのだ。ひええ。
名古屋行きの車中にて日の出を迎える。これまた新鮮。てか微妙。
名古屋は栄に到着。三越などの前にすでに列ができている。中には明らかに徹夜組と思しき人たちも。
朝8時前にアップルストアに到着。待ち人数はざっと50人ほど。これならいけるか?店員の「買えるかわからない」という言葉に対し、
並んでいる客「いくつあるの?」
店員「それは公表されてないんで・・・」
客「なんやそら」
そのあとコンビニ店員が大きなバッグを持ってやってきた。中にはペットボトルが3、40個。「暖かいお茶はどうですか?」私「あー、いいねえ」思わず即買い。
8時半に店員が来て「福袋が買えるのはここまでです」と指さしたのは私の5人前。うーん、甘かったか。ちなみに昨年も8時頃がボーダーだったらしい。
仕方ないので通りの向かい側にある松坂屋の列に転入。こちらも開店1時間前なのに、すでに数百人並んでいる。入り口がいくつもあるのでわかりにくい。ターゲットは子供服とメンズの福袋。でもメンズってユニクロとギャップしかわからんのだが・・・
暇なので周囲の客層を観察。まず目立つのが意外にも夫婦子供連れ。一家の連帯感が形成されそうだ。どのお父さんもおとなしそうな雰囲気なのは偶然か。
次に目立つのは若い女性2人連れ。さらに夫婦2人連れ、おばさん3人連れ、といった感じ。よく見たら1人で並んでいる人は少ないな。しまった、かみさんと一緒に並べばよかった。
そういえばアップルストアの方は男性1人客ばかりだった。しかもみな黙ってDSやらiPhoneをいじっていた。正直言えばアップルストアの方が居心地よかったなあ。
テレビカメラが撮影しながら通り過ぎていく。お昼にはお茶の間に流されるんだろうか。しかし寒いな。
その後9時20分に開店、私はキッズ1万円とメンズ2万円の福袋を無事ゲットできました。かみさんも1万円分の福袋を2つ購入。さらに親戚のお土産まで買って、結果は上々。
ところが帰りにアップルストアの前に来ると、いまだに福袋の行列が。どうも、さっき切られたあとの方まで数が残っている模様。なんじゃそりゃと(再び)並ぶ。この列が、なんと私の数人前で切られてしまった。なんだか釈然としないやり方だなあ。どう見ても少な目に告知して直前のライトな客を何十人も拾った模様。これは・・・朝早く来て切られて帰ったヘビーな人たちはこのことを知らされてないわけで、納得いくんやろうか。てか、商法的には大丈夫なんだろうか。
2010年のアップルストアの福袋を買う人にアドバイスすると、おそらく朝は松坂屋などに並び、9時45分くらいに来て店員の「もう無いですが、もしかしたらキャンセルがあります」というアドバイスを無視してライトな客のふりをして並ぶのが、もっとも効率が良さそうである。
まずは1万円の子供用福袋。
しめて3万円分、入ってました。どれも使えそうということで、よかった、よかった。
次は1500円の靴下福袋。
6000円分ぐらいの靴下。てか、すべて値札がついているのは巧妙に満足度を上げられている気がする。
若い女性向けブランド「組曲」の1万円の福袋。
落ち着いた感じの使えそうな服が7万円分。へー、すごいな。
こちらも若い女性向けブランド「VIERGE」の1万円。
超若い娘向けのアグレッシブな服が7万5000円分。妻曰く「微妙・・・」。
メンズ2万円の福袋。
上着っぽいのが3点。合わせて10万円。うち2つは落ち着いていて良い感じ。
こちらはケーニヒ・クローネの3000円福袋。ケーキやらクッキーやら、いろいろ入っています。
こちらは漬物屋の大安の1000円の福袋。千枚漬けも入って良い感じ。
振り返ってみると、アップルストアはなんだか不愉快でしたが、松坂屋のほうはさすが慣れているというか、満足度が高かったです。約5万円分で中身は30万円弱というのが、すごいですね。
ただ、普段は百貨店で買い物をしないのでブランド名や場所が全然わからなかったのが痛かったです。なぜなら、福袋の数は限られているので、入店してすぐに目的のお店に直行して買い物を済ませなければならないからです。現場に入るとかなり騒然とした雰囲気で、正直言って焦りました。やはり行き慣れている百貨店に行くか、新しいところなら事前に一度下見しておくと、当日が動きやすいでしょう。
ちなみに我々は最初の10分ほどで買い物はほとんど終了しました。いやー、今年は正月三が日からアグレッシブです。