今年のビデオカメラが出揃った。個人的にビデオカメラは好きだし多用しているので、今年のモデルについて言及してみようと思う。
私が今年のビデオカメラの中から何か1つ買うとしたら、選びたいのはソニーのPJ760Vである。
ちょっと高いが(汗)。
このモデルの最大の特徴は手ぶれ補正が従来の機種と比較にならないほど良いこと。ホームビデオだと子供の幼稚園のお遊戯会や小学校の学芸会のような、遠くから小さな標的をねらって拡大して写すときに、手ぶれ補正が威力を発揮する。また、歩きながら撮影すると望遠でなくてもどうしても映像がガクガクしてしまうものだが、このモデルはそれに耐える手ぶれ補正機能を搭載しているとのこと。
まあこの機種に限らずソニーのビデオカメラは私が見て重要と思える3点に注力しているので、私にとってソニーはおすすめである。3点とは1.手ぶれ補正2.広角3.暗所性能である。
1.は説明済み。
2.は室内で撮るときに重要で、広角性能の悪いカメラだと部屋の隅に移動しても撮りたい標的を画面に収められないことがある。例えば室内で遊んでいる子供の姿を撮りたいときに重要。ソニー製のビデオカメラはどれも広角に強いのが良い。
3.も室内で撮るときに重要。お遊戯会や学芸会のような室内の行事を撮るのに、暗所性能が悪いとザラザラの画面になってしまう。また、ディズニーランドに行ったときはアトラクションによって暗い所で子供の表情を撮りたくなるのだが、あとで見てみると真っ黒でがっかりしたりする。
そんなわけでソニー製のビデオカメラはオススメである。
それではソニー以外はどうなのかというと、キャノンがiVIS HF M52というちょっと面白いモデルを出している。
広角に弱いので個人的にはあまりオススメできないが、面白いというのはWi-Fi機能を搭載しているということ。これではわかりにくい。平たく言うと、スマホ連携機能である。
実は私はスマホ連携機能を多用している。私の場合はEye-Fiという特殊なSDカードを使ってスマホ連携しているが、そんな特殊な装置がなくてもスマホ連携できるというわけだ。
スマホ連携の恩恵は大きい。例えばディズニーランドに行く。アトラクションで待たされる。その間にビデオ編集ができる。そして家路に着く頃にはホームビデオが1本仕上がっている、というあんばいである。運動会やお遊戯会でも待たされる時間は長い。その間に着々と撮ったビデオを編集していけば良いのだ。
スマホのビデオ編集能力はどうなのだろうか。私はiPhoneしか使ったことがないが、編集機能は十分である。クリップをカットして、ならべて、テロップを入れて、トランジションも入れて、音楽も付けられる。私がmixiにアップしている映像のほとんどはこうやって作っている。待つのが苦手で宿題も苦手な私は大変重宝している。
他にもいろいろなモデルが発売されているが、イマイチ魅力を感じなかった。
こんなところです。ご参考になれば幸いです。