舞台は明治10年ごろの日本。まだ開国して間もないこの国を訪れた女冒険家イザベラ・バードが主人公です。彼女は横浜から北陸を通り北海道を目指そうと考えますが・・・
当時の、例えば列車の中の様子とか、日本人の我々でもいろいろ勉強になります。『乙嫁語り』もそうですが、歴史的な物語というよりも人類学的な生活習慣を描いています。
絵柄は、個人的には、若干クセがあるけれどもぜんぜん問題ないと思います。
補足:
冒険家になった経緯はこのように書かれています:
幼少時に病弱で、時には北米まで転地療養したことがきっかけとなり、長じて旅に憧れるようになる。アメリカやカナダを旅し、その記録を書いた。その後、女性旅行家として、世界中を旅した。