そんなにひどい映画ではない・・・むしろ、ある意味いい映画と言ってもいいかもしれない。圧倒的な悲壮感と絶望感の中、生き延びようとする努力と助け合う愛の美しさを、この映画は描いている。
中学生が殺し合うというのはナントモ考えたくもない筋書きだが、この映画を見たとしても同級生をカッターで殺したくはならない。極端に間違った受け止め方をしない限り、そうはならないはずである。
本当の原因は、どこか別の場所にある。そんな気がしてならない。
ストーリー:B
センス:B
深さ:B
総合評価:★★★☆☆