いずれPCは不要になる。
RSSリーダーについて考えてみた。
なぜ考えたかというと、これまで使っていたRSSリーダーである「はてなRSS」が6月でサービスを停止するからだ。
私が「はてなRSS」を使っていた理由は単純で、新着記事をメールで送ってくれるからである。そこで私は新着記事をすべて自分のGmailに送り、Gmailをチェックすれば全て事が済むようにしていた。そのサービスが、6月で終了する。さてこれからどうするか。
◆これからの情報チェック
別のRSSリーダーを見つけてGmailに送るのは可能だろう。しかし、それ以前の大きな問題として、PCで情報をチェックするというスタイルがそろそろ古いものになり始めている。
例えばiPhone、iPad、シャープのネットウォーカーなどは、PCレスな情報チェックを可能にする。台湾の端末メーカーはAndroid端末の開発に邁進している。インテルとNOKIAは連合を組んで、この小型情報端末の市場に参入しようとしている。そう、今よりもハンディな端末で情報をチェックする時代は、間近に迫っているのだ。
さらに、情報を発信する側も、これまでのようにPCに向かって原稿を書くというスタイルだけではなくなってきた。外出先からツイッターで投稿したり、写真やGPSデータなどがほんのワンアクションでアップロードされたり、ライブ映像がストリーミング配信されるようになってきた。
小型情報端末は、これらすべての情報発信を行うことができるのだ。つまり、PCは不要になる。
しかし、まだ今は、脱PCは時期早尚かもしれない。iPhoneで詳細な情報を見るのは大変だし、iPadやネットウォーカーの実力は未知数だ。
現在の私はネットブックPCで情報をチェックしている。ネットブックは、情報チェックするにはほとんど問題ない(画面は小回りだけど)。しかし、まだやや大きくて重い。常に携帯するものではない。現に私は、ネットブックをほとんど家の外に持ち出さない。
ネットブックは、まだそういう未完成な製品だが、直ちに乗り移るよりも、あと1年くらい様子を見て時代の趨勢を見極めてから次の選択肢を選んだ方が良いだろう。