mixiの友人が参加しているのを見て、私も便乗して参加してきました。娘と2人で参加です。歩いたルートは下図を時計回りです。江戸城外堀の半分に相当します。
江戸古地図散歩会に来ています。資料がしっかりしていて、いい感じ!
滝沢馬琴宅井戸跡
野面積みの石垣は後世にコンクリをあいだに埋めてつくったフェイク
大名家の家紋。該当部分の石垣を担当した大名家が印を残している。
こちらは残存する本当の石垣。積み方は、こまかくギッシリ。
平川門。クランクの向きが逆。不浄門とも言われ死人の搬出に使った。普通の小口は右利きを考慮して下図のような向きになっている。こうすると弓や銃を右手で構えたときに左半身が露出し防御側から狙いやすくなる。
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常盤橋。江戸時代の石垣がもっともよく残っている。地震で一部崩れた。
言わずと知れた日本橋
北町奉行所跡東側に残る外堀石垣跡。写真中心に矢穴が2つ見える。
八重洲の語源はヤン・ヨーステン。日比谷に屋敷を与えられた。なので東京駅の八重洲口は本当は丸の内口
の方につけるべき名前。
こちらは南町奉行所後なのだが、救急車が邪魔で見えない・・・
地下にある南町奉行所穴蔵跡。
言わずと知れた虎ノ門付近に残っている石垣。文科省建設の際に出土したもの。毛利家の矢印の家紋が見える。積み方は野づら積みの表面の凹凸を削って上りにくくした切り込み萩。
角部分は丁寧に作られてる。切り込み萩。
外堀の一部になっていた溜池のあった場所。
首相官邸前にある池のほとりに並んでいる石は、外堀の石に使われていたもの。
勝海舟邸跡
という感じで午前中から夕方まで歩き通しでした。娘は最後まで弱音を吐かずに頑張りました。えらい!