言わずと知れた巨匠、手塚治虫の漫画。時代は奈良時代。橘諸兄、吉備真備といった日本史の登場人物も出てきます。
租庸調や国分寺、律令の様子にも若干触れていてホホーという感じです。
補足:
この方は天然痘の大流行したあとにたまたま生き残っていた政治家、という感じのようですね。一度、吉備真備をブレーンにしますが、後に追い払っています。今で言うところの政治家vs官僚のようなものでしょうか。
吉備真備の方は経歴がすごいです:
- 遣唐留学生となり入唐
- 唐では経書と史書のほか、天文学・音楽・兵学などを幅広く学ぶ
- 帰朝時には経書(『唐礼』130巻)、天文暦書(『大衍暦経』1巻、『大衍暦立成』12巻)、日時計(測影鉄尺)、楽器(銅律管・鉄如方響・写律管声12条)、音楽書(『楽書要録』10巻)などをもたらした