自転車で200kmを走った。
最初の100kmくらいは<雑念>がわいて、いまいち<集中>できなかった。後半になるにつれ少しずつ<集中>するコツがわかってきた。
基本は負荷をかけることである。ギアを重くして、ペダルを踏む。負荷が軽いと、<雑念>がわいてしまう。<雑念>に気づいたら、すぐにギアを重くして<雑念>を吹き飛ばすのがナカナカ有効だ。
だが、できれば<雑念>がわかないようにペダリングしたい。その方法はいくつかあって、1つはカウントしながらペダルを踏む。ちょうど学生が部活のランニングで声を出してカウントしながら走っているのと同じようにやる。声を出すと息を吐けるので、身体がやや柔らかく伸びるような感じがして、気持ちが良い。これをキープする。
もう1つは、ペダルに意識を集中させて、足の動きがペダルを「踏む」のではなくペダルを「回す」ようにする。ペダルを踏んでいると、意識は踏む瞬間しかペダルに向かわない。回すようにすると、ペダルにかける足の力の向きが前方→下→後方と変わり続けるため、意識が切れ目なく足に向かう。この方法は、かなり<集中>することができる。
ずっと<集中>した状態をキープできるようになりたいが、まだまだこれからのような気がする。